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God demn it!!

いかに日常生活を質よく安く生きるかを常に考える1児のぼっち母。東京で孤育。小説のような日々に起きる出来事を直送します。

富士山で遭難しかけたはなし

1日1ネタ

文章の練習と人生のアウトプットということででる限りブログを更新し続けるでござる。
 
 

見知らぬ男性と富士山に登ることになった件

 
結論からいうと、山に安易に登らないということ。
 
学生時代。なぜかよくわからないけど、知らない男性と富士山に登ることになった。
当時の彼氏がうつ病で、もらい鬱になり日々苦労が絶えなかったころ。
 
そんな彼に見切りをつけ、新しい恋を探していました。(後に鬱彼と復縁することになる)
 

 

 
そんな時に、一流大学の帰国子女に富士山登山に誘われたのであった。
しかも1:3。なぜ登山が決め打ちだったかは謎である。
 
なんでもお相手は中国の企業経営者の御曹司で大学卒業後は家督を継ぐんだとか。しかも超絶イケメン。高身長とのはなし。
 
くいつかないわけにもいかず。即OK。
当時は富士登山をそんなにヘビーに捉えておらず、まぁいけるやろ程度。
 
必要なものもレッグカバー程度ということだったので顔合わせも兼ねて顔合わせ。
待ち合わせ場所にいたのは、話通り超絶イケメンなだんすぃー。
買い出し時にはそんなに会話もなく終了。
#おそらくこの時のファーストインプレッションで予選落ちしたものと思われる
 

 

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 いざ当日

当日になって登山コースを初めて聞く。
どうやら富士山の登山コースには何種類かあり、その最難関のコースを我々は登るらしい。
といいつつも、初心者でも登れる山だという謎の先入観のため、たいして何も思わなかった。
当時は合気道の全国大会に出場したりとか普通の女子大生よりはそこそこ運動している認識があったため、不安はなかった。
 
 
が、富士山の麓に降り立ちその認識は完全な誤りであったことと、当時富士山での死亡事故が多発していたニュースが脳裏をよぎったのであった。
 
 
富士山の山開き直後での登山ということもあり、天候が安定せず入り口からは山頂が見えず黒い雲に覆われていた。
 
当初、宿となるポイントまで5時間の予定で登り始めるも一向に景色がかわらない。
3時間が過ぎ、5時間が過ぎ、7時間が過ぎ。。。
予定の時間が経過するが宿どころか、何も建物らしきものを確認できない。
ある地点から足場が極点に悪くなり、風が強く吹き思うようにあるけない。
ついには道中で座り込む始末。
とうに日が落ち足場さえも危うくなる。
 
富士山からの落下事故などが起こる理由を身を以て体験した。
人が一人とおれるかくらいのスペースの道幅で足場も悪く、
崖側は腰元までの長さの細い鉄の杭にロープがとおされている簡易的なもので
間違っても手すりとして身を預けることができない。
一方で身を煽る強風。踏ん張らないと急斜面に投げ出される。
 
トイレが近いので水分の摂取を控えていたのにも関わらず、激しい尿意が襲う。
 
日が落ちて視界不良に加えて寒さも襲ってくる。
ジャージとウィンドブレーカを着用するも寒さで体が震える。
ウィンドブレーカを貫く風が体力を奪う。
 
 
尿意、疲労、寒さ、空腹に耐えながら自分を騙して足を進める。
この数時間、死を覚悟した時間だった。
 
やっとのところでどうにか宿につき、夕食と寝床にありついたのだった。
この時食べたカレーの味を私は一生忘れない。
寝床は本当に粗末なもので、おいしいれをぶち抜いて布団を敷き詰めたものだった。
私が上の方、男性陣が下の方で就寝した。
終始、英語で会話する二人。
 
聞き耳をたてる余裕もなく明日山頂なんてつかなくていいから
このまま車で下山して昼まで寝てたいと考えながら眠りについた。
 
 
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ご来光をみにいく当初の予定は彼らの寝坊で少し狂った。
私はおきる気がなかったけど、起こされたのでしぶしぶ起きてまた歩き始めた。
昨日よりは歩かなくていいということと、下山は楽だときていた。
 
ご来光は見れなかったけど山頂付近からみる夜明けは格別だった。
日の出が、というよりはまわりの山々が霞みがかってまるで一級の水墨画のように存在していた。
なぜか、なんだか、神様に囲まれている気がしてならなかった。
 
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日の出を拝んで数時間また歩き始める。
頂上に近ずくと石の大きさがさらに大きくなり歩きにくい。
やっとの思い出頂上に着く。
 
どこから登ってきたのかわからないくらい人が多い。
私たちが登ってきたるーとでは全くを人に合わなかったのになぜ。。。
 
 
山頂をしばし休憩をとり、下山ルートに向かう。
帰りは走ってつけるよ。いわれていた。
砂走りルートと呼ばれる緩い一本道をひたすら走るコースらしい。
いざ走ってみると楽。最初は。自動で足が動いてくれる。
 
が、だんだん足に違和感を覚え靴を確認すると両足の靴底が剥がれている。
剥がれた隙間から、大粒の岩が輿車なく足をえぐる。
降りるスピードでえぐる。山に軽装備で望んだ不埒な乙女に対する富士の神の制裁なのかもしれないと思いながら走る。無事に生きて帰れるなら甘んじてうける。
お亡くなりになられた靴。(中学時代の室内履き) 
 
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なんとか命からがら無事に下山したあこう氏だったが、後に足の指の爪が両足とも
半分以上剥がれていたことに驚愕するのであった。
 
結局そのイケメンチャイナとは何もなく終わる。
さすが外人。レディーに対する配慮はとてもあった。
道中動けなくなった私にたいしてとても気を使ってくれたし、接し方が女性への接し方だった。
ただ、どうしてもインターナショナル臭がしてお近づきにはなれなかった。
#そもそも向こうの圏内に入っておらず、私への興味が感じられなかった。
消化試合的な感じがしたw
 
 
山は安易に初心者が登ってはならない。
人生において富士山登頂はもうないだろうなと思ったあこう氏であった。
 
 

 

富士山ブック 2015 (別冊 山と溪谷)

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